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2008-08-19
サンモールの悲劇。の巻
~「世界名作小劇場vol.02 マーチ!」 by世界名作小劇場@(今は言えない場所)080818
世界名作小劇場(という劇団)さんのお招きを受け、楽日、17時の回“マーチ!”を観にいく。
劇場に着くと入口に人だかり。受付で「リエンタ三上ですが、ご招待で・・・」が、取り置きの券が無い。ふむふむ。この盛況ぶりで忘れることもあろう、「では当日券で」と4,000円を払い入場。あとで係りの人が『御免なさい。出し忘れていたもので、お金お返しします』と来たら、『いえいえ、本来お金を払って観るものですから・・・』なんて太っ腹のところを見せようか、とにかくシミュレーションだけはしておく。
さて、席について眺めると若い子が多い。小中学生らしい。夏休みだし、こんな子供たちにも人気があるのかとびっくり。ちなみに数えると20名ほど。と思いきや、まだまだ入ってくる。30名、40名まだまだ増える・・・。おかしいな。ここでようやく何かが違うと思い、チケットを見ると『ファミリーミュージカル・・・』やってもうた。サンモール違いだ!ここは『シアターサンモール』。目指すは『サンモールスタジオ』。ミュージカル会場では「17時を回りましたがもう暫くお待ち下さい。」のアナウンス。まだまだ入ってくる子供たち。向かうは『サンモールスタジオ』。どうする俺。どうする4,000円。このままミュージカルを観るか。いや駄目だ。折角の招待じゃないか。行くぞ『サンモールスタジオ』お金は日本の青少年の未来のために寄付だ。
そして私はシアターサンモールの扉を抜け、サンモールスタジオを目指した。
【教訓】 シアターサンモールとサンモールスタジオは違う劇場です。思い込みは4,000円の損。
サンモールスタジオはシアターサンモールのすぐ近く。それはわかっているのだが、通りを一本間違え、すでに17時15分。ようやくたどりつくと門の前に係りの男性。「いらっしゃいませ。開演していますが宜しいですか」よろしいのです。
受付できれいなおねえさんに「リエンタの三上です」と名乗ると今度はすんなり。「開演していますので、後ろに席を用意しますが宜しいですか」よろしいのです、遅れた私が悪いのです。扉を開けてもらい席に着く。
舞台上には男女3人。そこは異国の地で、3人はどうやら謂れのない罪で幽閉され扉の中にいる。閉じ込められた3人のやりとりが展開されます。この前半部が終わると暗転して、舞台は扉の外の世界。ここから俄然話は面白くなります。3人を救おうと集まった人々と異国の兵士とのやりとり。3人はどうなるのか。扉の中と外。時間の流れもうまく見せてくれます。
役者さんたちも素晴らしく、特に女性陣は自然な演技で好印象。惜しむらくは前半のエキセントリックなところかな。後半がテンポよくラストまで進んでいくので、前半はもう少し演技(演出)を抑えるかして、観客が感情移入できたら、と思った次第。
ちなみに前半部から何でも笑うお客様がいましたが、いかんぞ。役者さんのためにも、劇団さんのためにもよくないぞ。
『マーチ!』これはまだまだ面白くなる。今回は観られませんでしたが2本立てで公演していた『タマゴよ、みな鳥になれると思うな』も気になる題名で面白そうです。
世界名作小劇場さんはこれが公演2回目。毎回、小劇場の名作を発掘・プロデュースし公演していく形式をとられるようです。しっかりした演技力を持った役者さんたちと素敵な脚本。今後も目が離せない劇団さんです。
投稿者:リエンタ三上|取材|Trackbacks:(0)


